こないだまでお歳暮の準備だのお飾りの準備だの、正月のお雑煮の準備だの、バタバタしてたのに、もー1月2月過ぎて、あっという間にもう3月も3日目となってしまった…
噂では『2月は逃げる💨』というので、多分逃げたんだろうと思う。空白の時間であります…
私は田舎育ちなので、田舎は山、川に囲まれ、山菜も取り放題でありましたので、小さい頃に父と母とつくし採りに行った事とかが思い出に残っています。
日当たりのいい土手とかに生えてて、パッと見は雑草に紛れて分かんないけど、『つくしの目』モードになり、土手の下からじー…
っと見て行くと、雑草に紛れてひっそり生えてるんです( ¯ㅁ¯ )!犬の散歩とかでオシッコかけられてたりするから嫌だとおっしゃる方もいるでしょうけど、まーリカコの地元は山々に囲まれてるもんで、散歩する犬もいないようなとこだったりして、比較的安心なつくしなんです(なんだそれ)
実際は田舎育ちで、雑草のようにたくましく育ってるので、多少の事は動じないんですけどね…
で、つくしを1本見つけたら、その周りには親戚一同が集まってるんです。だから、1本見つけても移動せず、また万引きGメンの目でじー…
…っと見てたら、あるんですつくし。
ポカポカ陽気のなか、ビニール袋持って、つくしを探して見つけて摂るのが、田舎のエンターテイメントでもあります。見知らぬおばさま方に先を越されることもあり、『あーもー遅かったね先に採られてるよ、ここにはもうないよ』という会話もアルアルです。
あ、私の実家の会話だけかもな(笑)
で、注意しないといけないのが、同時期に意地悪なギザギザを持つ『アザミ』のお花が咲くんです。つくしに夢中になってると、ブサっと刺さっちゃんうんです。これはアザミさんが悪いわけではなくて、欲深く勝手に近づいた万引きつくしGメンが周りを見なかっただけのことなんですけどね…
で、お家に帰って、つくしのハカマを取る作業となるんですが、小さいハカマをチビチビとっていく作業も大変だし、つくしによっては、まるで『大奥の十二単』のようにたくさんのハカマを身にまとっている人もいて、まー本当にこれがとっても大変で…
しかもその作業を頑張っても指先が緑と言おうか、焦げ茶色と言おうか、なんとも言えない着色がされてしまうんです(T_T)
それを防ぐには、ボールにお酢を少し入れて、その酢水に手をつけながらつくしのハカマをとっていき、着色を避けるんですが、袴を取り終わるころには、指先がふやけてシワシワであります。
…という春のつくしの話でした。
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